世界的映画監督・青山真治が　演劇界に殴り込み!!
問答無用！限界ギリギリの男たちの生き残りゲーム。
ブチ切れ男たちの最後の賭けとは!!
マメットが描き出す成功を夢見てもがく男たちの人生と孤独の物語！

成功と昇進(アメリカン・ドリーム)を求め、不動産業界を舞台に顧客の争奪戦にしのぎを削る男たち。
1983年に書かれ、翌年のピュリッツァー賞にも輝いた
現代アメリカを代表する劇作家デヴィッド・マメットの最高傑作戯曲です。
1992年には、アル・パチーノ、ジャック・レモン、ケビン・スペイシーという
豪華なキャストによって映画化(邦題『摩天楼を夢見て』)もされています。
リーマン・ショック以降、大不況となった現在の政治・経済事情の裏返しともいえる、
働く男たちの人生の孤独と滑稽が胸に迫るこの作品は、
世界が"100年に一度の経済危機"とも言われている昨今、
まさに現在の日本ではタイムリーな舞台といえるでしょう。

演出には、映画監督にして三島賞受賞作家である青山真治。
今回満を持して舞台初演出となる青山真治が
ハードな中に滑稽さの混じる男たちの世界をスピーディーに描きます。
迎え撃つ豪華な出演陣からも目が離せません。
劇団四季退団後、ミュージカル、ストレートプレイだけでなく、
歌手活動にも活躍の幅を広げている石丸幹二。
そして翻訳劇出演は30年ぶり（！）となる、日本を代表する歌舞伎俳優坂東三津五郎。
この異業種コラボレートがどんな化学反応を起こすのか、是非劇場でお確かめ下さい。

2011年春、注目の話題作となること必至です!!


≪地方公演≫
2011年6月22日　北九州芸術劇場 中劇場
2011年6月25～26日　兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

演目概要